「ここはどこ???わたしはだぁれ」の状態って
今回「道の駅笹川流れ」を探した全国道の駅マップなのですが、これは確か2年前の四国一周の旅をやった時に購入したものだと記憶しています。いつもなんの下調べもしないで出かけるものですから結構現地で本屋さんを探して、そこで詳細な地図や観光ガイドマップを買う時があります。
あれは何年前の事だったでしょうか、家族で北海道旅行に行った時であります。この時は珍しく大洗港からサンフラワーというフェリーを事前に予約してでかけました。これ以降3年にわたって夏になると北海道へ取り憑かれたようにでかけて行ったのです。
波も穏やかで25時間ほどかかって苫小牧港に到着しました。もう嬉しくしょうがありません。ここまでは良かったのです。
フェリー乗り場から少し走りますと国道にでます。当時は確かナビは持っていなかったと思います。
大きな道路案内の標識が目に飛び込んできました。左が札幌右が確か旭川だったと思います。
それを見て私の頭のなかは一瞬真っ白になってしまいました。地名はわかります、おそらくテレビのニュースとかドラマあたりで聞き慣れているのです。でも位置関係がまったわからない事に気がついたのでありました。「ここはどこ???わたしはだぁれ」の状態であります。
関東であれば、右、埼玉 左、東京なんて出ていても位置関係がある程度頭のなかに入っているものですから、それだけでなんとなく目的地近くまでは行くことができますが、北海道、四国となるとこれはまったくのお手上げであります。四国なんてのは県の位置関係がまったくわかっていなかったのでありますから。
北海道では慌ててコンビニに入って簡単な地図を手に入れまして事なきを得たわけであります。案外コンビニ置いてある地図ってのは安物のやつで、やはりそれなりの書店を探して購入したほうが無難なように思います。私の周囲にはまともな本屋さんが無くなってしまいましたが、地方に行くとまだまだ立派で大きな本屋さんがあるものです。この「全国道の駅マップ」なる本も確か香川県の大きな本屋さんで購入したものです。地図売り場がどこにあるかわからなかったので、店員さんに旅の途中であることと四国に関してはまったく知識がないことを伝えて探してもらいました。そしたら店員さんは私たち夫婦のみすぼらしい格好をみて、こいつら車中泊者だなと見破ったのでしょう、ついでに四国日帰り温泉ってやつも持ってきてくれました。おかげで快適な四国の旅を送ることができました。
今回は新潟ですからおおよその位置関係はわかりますし、長男が愛用しているオートバイのためのマップを借りてきているのです。これは侮りがたいものなのです。ライダーのための情報が結構細かくでていますから重宝します。
いくらナビがついているといっても、やはり全体をすぐに見通せる紙の地図というものは便利なものであります。