老人施設のピンポン。
この日は午後からの訪問でしたが、少し前に訪問して準備を始めるのです。
何時もの施設なので、スタッフさんやご入居様とは顔見知りです。「こんにちは」と声を掛けながら廊下を通って行くと、皆さんがニコニコしながら「こんにちは」と返してくれるのがとっても嬉しくなります。
中には入院していて、出て来たばかりの方も居ますが、元気な姿を見ると、我が親の退院のような気持ちになるのは皆さんも同じだと思います。。
いよいよ仕事に取り掛かっていたら、背後で施設のスタッフさんが「今日はピンポンしよう」と道具を持ってきて、始まったのです。しかし入居様は車椅子なので中々上手には出来ない中でも、楽しそうにやっている姿を見ると微笑ましくなります。
ピンポン台にするのは、普段使っていて食事もしているテーブルです。最初は気付かなかったのですが、良~く見ると、ネットとラケットはスタッフさんの手作りなのです。市販のラケットだと重いし怪我でもしたら大変なので、パット見は分からないけど段ポールとガムテープで作ってあるのです。『なるほど』と気配りに感心してしまいました。
こんな優しい人々に囲まれ、これからも楽しく長く過ごしてもらいたいものです。
きくちゃんの施設情報でした。