懐かしい我が姿です。《昨日と別です》
きくちゃんが、お婆ちゃんと下駄を売り歩いた光景と同じなのです。
きくちゃんが生まれ育った家は、🌾農業の他に祖父母が下駄屋を営んでいたのです。
今でこそ下駄屋さんは、あまり見かけなくなってしまいましたが、昭和40年頃の山形県での中学生の通学は下駄が珍しくはなく、下駄屋さんは何処にでもあったものです。
店番をして、お客さんにお茶を出したり、中学生の頃は、見よう見まねで高下駄の修理の手伝いをするのが好きでした。
特に忙しいのが《お盆です》。
当時のお盆は年間行事で《お盆と正月》大人も子供もウキウキしたものです。
お盆の時期になると、お婆ちゃん(菊地モト)が〖びびちゃん〗きくちゃんが〖ぴぴちゃん〗になって村中の家々を下駄を売りながら回るのです。時々お茶やジュースをいただき、きくちゃんはお菓子を貰うのが楽しかったのを懐かしく思い出します。
そんな👩祖母もとっくに亡くなりましたが、今では、そんな経験を活かしながら、埼玉県中を回っているのをお婆ちゃんが見たら何と言うでしょう。
きっと、「やっぱり、おらの孫だな」と満面の笑顔で言ってくれるでしょうね。
つくづく〖血は争えないもんだ〗と実感します。
これからも〖びびちゃん・ぴぴちゃん〗になって埼玉県のお爺ちゃん・お婆ちゃんの笑顔で溢れるようにするのが、
きくちゃんの大きな夢です。
レオン