型抜き菓子。
写真はきくちゃんが子供の頃にお祭りで売られていた型抜き菓子です。
最近ではあまり見る機会もなくなってしまいましたが、お祭りでは定番でした。
きくちゃんの故郷の大久保村のお祭りは毎年4月15日ですが、一番好きなのが‘切り抜き菓子,です。
ではどのようにするのかお伝えします。
当時は10円か20円だったと思います。お金を払って、難しさが10段階位(難しい物ほど成功すると、お金が多く貰える)の中から選んで針で菓子の溝を削ったり、手で折ったりしながら型通りに抜くのです。
祭りの初めから終わりまで滅茶苦茶難しいのを一心不乱で針の先をナメナメ(唾で柔らかくするため)挑戦していたのを覚えています。
今考えると子供にとっては、パチンコに似ているように感じます。
と言うのは、お金を出して購入し、上手く行くと何倍にもなって帰って来るのです。
細い道の両側に所狭しと店が密集して競い合っていたのです。しかし最近ではお祭りも縮小の傾向にあり、歯が抜けたように当時の2割位しか出店していないのです。
大久保村も少子高齢化の波に呑まれ、今後の存続が懸念されているのです。
頑張れ大久保村😢と心の中で叫ばずにはいられないのです。
たった一つのきくちゃんの故郷だから。