妻に、にわか百姓をしていた農地をみせてやろう
とりあえず男鹿半島をナビに打ち込んだのだけれども、その前に私が数年前ににわか百姓をやっていた辺鄙な農地をみせてやろうという思いがでてきました。しかし、そこは慣れない秋田市街をクネクネと走らなければ行きつけない場所であります。
そこに行くには絶対にナビの設定をしないと私には行き着く自信がありませんでした。7号線を単純に北上すれば男鹿半島に行き着くことができますが、せっかくきたのですからね。しかし、その住所がわかりません。地元の人にとってはナビなどなくても簡単に行き着ける場所だと思います。なぜなら、そこには「ザブーン」というかなり大きな日帰り温泉があり、植物園があり、スキー場があり、キャンプ場があり、整備された広大な公園のあるところのほんのちょっとだけ手前のところなのです。
今思えばiPhoneのSeriに聞いてみれば良かったのです。それは後の祭りであります。秋田に住み着いた時に思ったことは、秋田というところは案外アイヌ語が語源となっている地名が多いということです。だから北海道で耳にしたり目にした地名が結構多いと感じだのです。これは多分にして私の個人的感想で学術的な見解ではありませんから。例えば秋田市内に旭川なんていう地名があります。それから今は失念してしまいましたが、そのような地名が数か所あって印象に残っているのであります。
それらの事を思い出していましたら、連想ゲームのごとく、「仁別」という言葉を思い出したのであります。別ってつく地名って北海道にも結構ありますよね。「悲別」なんてのはドラマで使った架空の地名か。とにかくナビで秋田市仁別と入れましたら、例のごとく「代表的な場所」がでてきました。
そして、その代表的な場所が先ほど説明した屋内温泉プール付きの日帰り温泉「ざ・ぶーん」だったのであります。
まだ、大雨の中「道の駅象潟(きさかた)」を目指して必死に目を凝らして国道7号線をひた走っているのでありました。