迷ってしまう老人施設選び色々

若い方のほとんどは縁が無いと思っていて、老人介護の制度や施設については言葉は知ってはいますが、実情は分らないのではないでしょうか。私きくちゃんも訪問理美容の仕事をやるまでは同じようなものでありました。そこでいざという状態になった場合に備えて私の知っている限られた知識の範囲内ではありますが、できるだけわかりやすく書いておきたいと思います。
また、ご両親も要介護状態になってきた場合は色々な老人施設が多くて、父や母を入居させるのにどうしたらいいのかとお困りの方も多いのではないでしょうか。
このページはまだまだ不備な点も多いのですが、これから付き合いのある老人福祉関係の方々にご意見を賜りながら充実させていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

主な施設の種類

特別養護老人ホーム(特養)

金額もご利用しやすくなっていますが、介護3より重い方が対象です。希望者が多く、状況により必ずしも順番待ちではありません。入所した人の多くはそこで残りの余生を過ごすため、重度の要介護者にとっては「終の棲家」的存在です。
 

有料老人ホーム(有料)

全国で2,800以上あり料金は比較的高額ですが、(特養)と比べて、施設や設備がゆったりしていて、比較的職員さんも充実しています。

介護老人保健施設(老健)

主に医療ケアやリハビリを必要とする要介護状態の高齢者(65歳以上)を受け入れています。ご病気を持っている方が中心で治療をしながら過ごして頂ける施設ですが、3ヶ月ごとの病気の改善や進行判断によって、退去が決まります。

グループホーム

5~9人1ユニットで、2~3ユニットで構成されていて、軽度の認知症中心の施設です。

デイサービス

介護3以上の方が週2~3回(約7時間)利用するケースが多く、お風呂や送迎付きで便利です。

ショートステイ

普段はご自宅の生活者で、ご家族が留守になるとか、世話をすることが出来ないときに、短期間預ける施設です。

ケアハウス

身寄りがない、または家庭環境や経済状況などの理由により家族との同居が困難な高齢者が、自治体の助成を受けて有料老人ホームよりも比較的低い費用で利用できる施設です。

高齢者専用賃貸住宅(高専賃)

主に自立(介護認定なし)あるいは軽度の要介護状態の高齢者を受け入れています。
高齢者専用賃貸住宅の特徴は、入居者を高齢者に限定し、都道府県単位で情報を登録していること、高齢者向けに居室や設備の条件が定められていることです。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

都道府県単位で認可・登録された賃貸住宅です。、「入居者の居住の権利」が確保しやすいという点も挙げられます。また、入居時に支払う敷金は、一般的な賃貸住宅と同様に、原状回復等に必要な額を差し引いて退去時に返還されます。住み慣れた地域に住み続けやすくなるというメリットもあります。

相談するところ

◎その他にも色んな施設があるので《お住まいの役所の高齢介護課》や《地域包括センター》に相談するのをお薦めします。
◎大切なご家族を預けるのですから、特に長期の入居に関しては良く検討して下さい(きくちゃんの知る限りは、どの種類の施設でも、施設によってかなりの差があるので急ぎ過ぎに注意して下さい。)ポイントは施設関係者の笑顔(特に高齢者に直接たづさわっている人)や若いスタッフが比較的多い施設と車椅子の空気や掃除されているかを観察した方が良いかも知れません。

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徘徊の改善策

徘徊するのには理由が有るのです。
例えば、➀ Aさんは近所のインターホンを押して困っているとか、➁決まった時間に外出する。等は、前職が営業マンだったり、孫のお迎えのために決まった時間にでかけていたり、と誰でも思い当たるように、習慣がそのような行動に走らせてしまうのです。
それでは、どのような接し方をすればいいのでしょうか?。
➀の場合ですと、近所の方に事情を話し、インターホンが鳴ったら「ご苦労様」と一言って頂くと、徐々に回数が減る事があります。
➁の場合ですと、側に寄り添って、小さかった頃のお孫さんの話しをするのも良いでしょう。または、出かける寸前で《家の片づけを手伝ってもらう》のが良いでしょう。
イライラする気持ちは理解できますが、解決または改善を望むのであれば《責任感からの行動》と理解してあげて下さい。