栗の渋皮煮。
岩手に釣りに行った友人からある日「栗を拾って来たから要る?」と電話があったのです。
思わず「要る」と言ったのはいいのですが、スマホをもったまんま硬直していました。
なぜなら、栗=渋皮煮なのです。〖マロングラッセ〗を想像してください。《もう大変なんだから😢》
➀そのまんま2日位水につけます。
➁表面の硬い鬼皮を包丁で身を傷付けないようにむきます。
➂水に重曹と栗を入れて10分位3度煮こぼします。
➃渋の筋を爪楊枝と手で優しく取りはずします。
➄優しく水洗いしたら、綺麗な水に栗を入れ沸騰したら砂糖を多めに入れて弱火で30分(砂糖は2度に分けて入れる)
➅ブランデーを少々いれて火を止めたら終了です。
以上が工程ですが➁の鬼皮むきと➃の渋の筋取り、が大変なのです。
しかし苦労は報われるのです。女性は大変さを知っているので凄く歓んでくれるのです。
事務所に来た人に、もったいぶって≪一粒だけ≫だすのですが、きくちゃんはほとんど口にしません。
と言うのは一人でも多くの≪女性≫に「美味しい、凄いね」と言われたい下心があるのです。
だから先に「旨いだろう」と言ってほくそ笑む、いやらしいきくちゃんです。
ご自身で苦労したのに、みんな(特に女性)に食べさせてあげるなんて⤴︎優しいです!!
手間をかけた分、喜ばれますね〜〜
今度お会いするときに持って行きます。