待てば海路の日和あり・・・

昼食を食べたり、おみやげを物色したり、日帰り温泉でさっぱりしたりしていたら結構な時間になっていました。駐車している車に戻ってコーヒーを呑んで電子ブックをながめたりしていましたら、雨が小ぶりになってほどなくしてところどころに青空がでてきました。
この時の時間が午後の3時頃だったと思います。雨がこのまま強く降り続いているようなら、この場所に泊まるのも悪くはないなと思っていたのですが、青空が見えるようではそうはしておれません。一応最終目的地と決めている「男鹿半島」までは少しでも距離を稼いでおきたいところであります。
そうと決まれば行動に移るのは早いです。カーナビの目的地は秋田市仁別の代表的な場所であります。そこは私が延べにして約半年間開墾に精を出していた農地のある場所であります。
ある程度の買い物も済ましておりますし、日帰り温泉に入りましたので後は夕方になってから晩酌をして寝るばかりなのですから、ただただアクセルを踏んでハンドルを握っているば本日の仕事は終わりであります。ん?いつの間にかドライブが仕事になってしまっているのは何か変でありますが、ま、この際細かいことは拘らないことにしておきましょう。

この象潟の道の駅では以前鍋の材料となる魚を買ったり、刺し身も購入した記憶があったのですが、店舗にあたる場所を大幅に拡張する際に、普通の魚屋さんはきれいさっぱりとなくなっていました。名物の岩牡蠣というものを提供しているお店が3つほどありましたが、ふーん秋田って岩牡蠣が名物なんだって、この時はじめて知った次第であります。

秋田市内に到着しました。本当はナビなんていらないぐらいなのです。なぜなら国道7号線をただただ北上しているだけなのでありますから。ただ秋田市内に入ると話は違ってきます。
その昔、知り合いから軽自動車を借りて市内を走り回っていましたら、完全に方向感覚がおかしくなって、どうしても知り合いの家に戻れなくなってしまいましたのです。
あの時は正直焦りまくりました。大きなスーパーの駐車場に車を入れて、そこの奥さんに電話をしてスーパーの名前とか特徴を告げましたら大笑いをして迎えにきてくれました。
その場所は、知り合いの自宅から何百メートルも離れていなかったのであります。土地勘がないというのはそういうもんだのであります。あれ以来カーナビのついていない車に乗る時は怖気づくようになってしまいました。

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