とうとう叩きつけるような雨が降り出しました

酒田市街をなんとなくといった感じで通りすぎてしまって、鳥海山が見えてきても良い頃だと思ったが、朝から曇り気味だった空も今にも降り出しそうな気配が濃厚となっており、鳥海山の影も形も認めることができなかた。
文字通りに鳥海という道の駅の案内看板がでてきたあたりから、本格的に降りだしてきました。この道の駅には確か産直野菜や海産物を販売していたような記憶があり、寄ってみることにした。それはどうも私の記憶違いのようで野菜は売っていたが、海産物といってもおみやげ用のものしか販売されていなかったので、妻は産直野菜と果物を仕入れたらしいのですが、二人旅の時はそのような買い物にはまったく興味がないので店舗の物色はまったくやらなかった。
まだ、ゆうべの埼玉夫婦の焼酎湯水攻撃のダメージが残っており、元気は回復していなかった。まだお昼をちょっと過ぎたあたりなので、長くこの道の駅に逗まっているのはいかにも勿体無い気がしたので先を急ぐことにした。

しばらく走っていたら、雨は益々激しくなり、バケツをひっくり返したような状態になってきました。その時に思い浮かんだのは象潟(きさかた)という道の駅であります。晩秋に一人で東北をうろついていた時に、そこでかなり安く魚介類を購入したことを思いだしたました。その時は秋田の日帰り温泉に入った後だったので、そこに展望露天風呂があったのですが、入ることも調査することもしなかったのであります。
とにかくこんな叩きつけるような雨の中を走り続けてもロクな事がないので、その道の駅で昼食を摂り、温泉に入って休憩をとることにしました。

この時点でなんとなく最終目的地は男鹿半島あたりだなという思いが出てきていました。今年の夏休みは関東近県の日帰り温泉をウロチョロと巡って終わりだなと思っていたことが、いつの間にかとにかく日本海の沈む夕日を眺めて一杯やり、波枕で眠りに落ちてしまうというものに変わり、妻に男鹿半島をみせてやりたいというものに変節していたのでした。

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