燕三条・長岡を過ぎて新潟市内へと

以前から日本海側の国道7号線とか8号線が好きだったのですが、どこでその国道が入れ替わるのかは知らなかったのです。ネットでちょっと調べてみればわかる事なのでしょうが、ついつい面倒になり調べることもしていませんでした。今回の旅で、それは新潟市内で切り替わるのだということを知ったのであります。これを知ったからといってなんてことはないのですけれども、標識が7から8になるだけの話で道路の品質が極端に良くなるとか逆に悪くなるなんてこともなく、気がつかなければ何事もないことでありますから。

一番最初に新潟市内を走ったときに驚いたのは、その国道7号線であります。この喩えが適切かどうかはわかりませんが、私の住む千葉県の京葉道路のようなものが、新潟市内を縦につらぬいております。それはあくまでも国道7号線なわけでありますから、無料であります。これには本当に驚きました。いつ料金所が現れるのかと警戒していましたが、そのようなものは最後まで出てきませんでした。これはおそらく新潟県が産んだ田中角栄先生の影響だと強く思ったしだいであります。
その田中先生のおかげで新潟市内のごちょごちょとした道を走ることなく通り過ぎることができるのであります。これまで数えきれないほど新潟市内を走りましたが、これはいいことなのか悪いことなのかの判断はつきませんけれども、いちどもゆっくりと新潟の街を眺めたことがないのも確かなことではあります。

ま、とにかくこの京葉道路のような無料の自動車道に到達すると新潟にきたなと実感するわけであります。今年の夏休みは近場で日帰り温泉にでも入ってのんびりと過ごすというものから、とにかく日本海の沈む夕日を眺めて酒を呑み、潮騒の音を聞きながら眠りに陥るというものに変節してきたわけでありますが、このまま7号線を北上しても進行方向左側に日本海があるのはわかりますが、7号線を離れてもっと海側の道を走らなければなりません。しかし、どこから左側に入っていけばいいのかは見当もつきませんでした。ナビの設定は新潟市内代表地点となっていますから、すでに新潟市役所から離れはじめていますから、戻れ戻れとうるさく叫んでおります。

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