福祉理美容の分野で社会貢献を
訪問カットボランティア活動を通じて
最初は恐る恐るのボランティア活動でありましたが、やり進めていくなかで、もっともっと地域の役に立てることがあるのではないかという思いが強まってきました。
人は誰しも心のどこかで健やかでありたい、美しくありたいという願っているものであります。それでも、寝たきりになったり、何らかの障がいを抱えたりとなり自由に美容室や理髪店に足を運べない方々が実に多いことに気がついたのであります。
埼玉新聞に紹介されました
散髪ボランティア菊地さんに感謝状(2011年6月28日県央版)
空障害者の就労支援と作業所を運営する羽生市のNPO法人「空と雲の家福祉会」(飯田陽子代表理事)の作業所にボランティアで10年間通い、施設の作業員の理髪を行なってきた、さいたま市岩槻区の理髪店「レオン」の菊地和博(58)さんが、同会の総会で感謝状を贈られた。
菊地さんの理髪ボランティアは10年前、岩槻区内の八百屋さんで飼っていたガチョウの飼育先探しを頼まれ、知人の紹介で飯田さんと知り合ったことから始まった。
利根川土手の近くにある施設は、街外れにあるために理髪店に行けない、と悩んでいることを聞き、菊地さんは「いいですよ、やりましょう」と引き受けた。
10年という年月を経たことについて菊地さんは、空気のいい自然豊かな土地柄が好きだったことと、飯田代表の、明るく気さくな、豪放な人柄にほれ込んだ、と言う
飯田代表は「うちの子たちは、町には安い理髪店があるが、菊地さんの理髪でなけりゃだめだと言い、何日でも我慢して、来るのを待ちわびるようになったのですよ」と話し、この10年間の菊地さんの信頼と友好を強調した。
感謝状贈呈の席上、音楽担当の平井亜希江さんの作詞、作曲による歌など所員23人が合唱した。
タウン記者・中村進と雲の家福祉会(埼玉新聞より抜粋)