🚲迷子の自転車。

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道路わきの歩道にあった子供の自転車です。

ココの所何日か、朝晩見かけていたのですが、ある日を境にして無くなっていました。
極ありふれた話ですが、何故かこの国は良い国だな~と思ったのです。

なぜならば、故障もしていない、こんな良い🚲自転車を誰も持ち去ろうとしないのですから、きくちゃんから見たら不思議だったのです。
いつまで、このままなんだろう、と思いながら横目で見ていました。
例えばここが日本で無かったら、きっと一日として存在しなかったろうと思うと、《日本に生まれて良かった》と思えるのです。
たとえ落とし物をしても、『日本なら帰って来る』と言われるように、誇れる国ですね。

きくちゃんも拾い物をした経験があります。
それは今から40年以上も前の話になりますが、郷里の山形に帰った時のことです。

詳細は忘れてしまったのですが、友人と2人で1時間ほどに有る山形駅でのこと。
友人がトイレに行ったので、近くで待っていて、フッと扉が開いていたトイレに視線が行ったのです。
中の棚に何か置いてありました。何だろうと見に行ったら、黒皮の👛財布が眼に飛び込んで来たのです。
「誰かが忘れたに違いない」と思い、中を見たら、切符の他に現金で💰7万円ほど入っていました。当時では相当の額です。

切符も入ってるし持ち主が困っているだろうと、鉄道警察に届けてその場は終わったのです。
そんなことはすっかり忘れ去って半年が過ぎたころに、山形の父から電話で、『警察から連絡が来て、落とし物の持ち主が見つからないので、取りに来てください』と言われたそうです。

しかしココは埼玉県です。
そんなことを言われたって仕事もあるし行けないので、父に頼んで行ってもらいました。
その当時のきくちゃんの給料は1万円、と言うことは7か月分の💰大金です。

父親に警察に行ってもらい、きくちゃんの手には7万円の大金が入ったのです。
そのお金で車の免許を手に入れたのですから、今のお金だと💰20万円以上になるでしょう。
『正直者が馬鹿をみる』ような社会では無い素晴らしい国に、これからも誇りを持ちたいと思っています。

《性善説》万歳\(^o^)/のきくちゃんでした。

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