訪問理美容サービスとは


「訪問理美容サービス」などといっても、まだまだ一般には聞きなれない言葉だと思います。
近年の少子高齢化に伴いまして高齢者の占める割合が増え続けてきました。
特別養護老人ホームなどの福祉施設や寝たきりの人、または身体障害者の方や在宅施設利用に関わらず介護を必要とする高齢者の数も増えてまいりました。
それに伴い美容室や理髪店に行きたくてもいけないという方も増えてきました。

近年は介護保険の施行等に伴いまして、万全とは言えないながらも老人福祉を始めとして各福祉関係の内容は一昔前と比べますとかなりの進展を見せるようにはなりました。
しかし、福祉理美容に関してはまだまだの感があります。

ただひと昔前のように施設に入所しましたら一律バリカンで髪型をひとつの型に整えてしまうなどという実に乱暴なことは行われなくなってきたことは確かなことであります。
もっとも介護士さんは理美容のプロではありませんので通常の介護にほとんどの力を取られてしまって理美容までにはとても手がまわらないというのが実情ではなかったでしょうか。それはそれで仕方のないことではあったのでしょう。

人にとって「粧う」というのは、食べるとか排泄するとかというものと同じく生きていく上で絶対必要な要素なのだと思います。
人はいつも他者からどう思われているかを気にして生きているものであります。
これまではその根源的な要素である「粧う」ということを軽視してきましたが、この老いても美しくありたいという欲求を満たすことによって生きる力を得ることが次第に明らかになってきました。

そうはいっても、なんらかの理由により最寄りの理・美容室に自ら足を運べない方々というものは年々増加している状況であります。

それらの人々の要求に応える形で、出前する床屋さんとか出張するパーマ屋さんとかの形をとるようになったのです。
早い話が美容室や理髪店に出かけてこれない方々のために、鋏(ハサミ)とかパーマセットとか洗髪するための道具とかの諸々の理美容機器一切合財を背負って、いつまでも健やかで美しくありたいと希望するお客さんのもとに訪問していく福祉理美容室のことを指すのであります。

繰り返しになりますが、訪問理美容業という業種はまだまだ認知度が低い業態です。
特に美容サロンは若い世代をいかに美しくするかに関心がいきがちで、高齢化社会にも関わらず、発展が遅れた経緯がありました。

訪問理美容サービスの《美々ネット埼玉》では高齢や障害などのハンディキャップを抱えた方の理美容師としてこ問題に真剣に取り組んでいます。

『どのように座って頂いたら楽な姿勢なのか?』『短時間でご負担の少ないパーマやカラー剤はどれなのか』既存の理美容室ではあまり話題にならなかったことですが、私たち従業員全員が常に研究しています。
私たちもご利用者様も地球ファミリーとの思いで、日々の活動に取り組んでいます。

それに以前は介護の必要な方のオシャレまでは充足されませんでした。

私達が貴方のところへ訪問すればいいのです

お店にこられないのであれば、こちら側から出かけて行けばいいのではないかということであります。
できるだけ多くの方々の笑顔を見たいと思いから出前の理美容出張サービスを開始したのであります。

私達にできることは長年にわたって培ってきた理美容の技術とサロンの雰囲気であります。ここに新しい概念であります理美容福祉事業を是非とも成功させたいと心から願ってもいるのであります。

お客様の笑顔を求めて

まずは自分が率先することが大事だと考え、ヘルパー2級の資格をとり訪問カットをはじめました。お店での私たち訪問理美容サービス【美々ネット埼玉】はレオングループとして活動しております。

何歳(いくつ)になっても美しくありたい健康でありたい清潔でありたい等々のご要望に応えるべく理美容の出前サービスを行なっています。
お気軽に電話なりメールなりをいただければ喜んでご自宅や各施設へ伺います。